〈越知山泰澄塾の活動紹介〉く平成21年2月22日 旧あさひ泰澄塾が名称変更)
平成21年3月
(1)設立経緯
昭和63年度「朝日町まちづくり懇話会」の委員と、従来からあった青年団OB中心の「あさひ自治セミナー」のメンバー、さらにまちづくりに意欲のある人たちに呼びかけて、まちづくり自主懇話会「あさひ泰澄塾」を平成元年2月20日に結成し、天王川美化運動も継承して活動を開始した。
(2)平成19年度の活動内容
@天王川美化運動(3/18))
A泰澄の道案内(4/22福井黒ゆりクラブ90名)
B泰澄の道整備作業(5/13 木ノ谷コース)
C越知山泰澄ウオーク(5/27 1 0 0名)
D研修旅行(6/17 泰澄・継体めぐり25名)
E県フットパス事業に協力泰加(11/11 越知山50名)
Fビオトープ「めだかの学校」整備作業(11/18)
G泰澄の足跡編集会議(毎月1回年12回計96名)
H泰澄塾例会(毎月20日年12回 計132名)
(3)平成20年度の活動内容
@天王川美化運動(3/16 2 0名協力参加)
A泰澄の道整備作業(3/24 階段設置8名)
B泰澄の道整備作業(5/11 階段、草刈り15名)
C第20回越知山ウオーク・泰澄祭(5/24〜25 70名)
D県フットパス事業〈越知山・六所山 9/21〉
Eビオトープ「めだかの学校」整備作業(11/16)
F泰澄の足跡編集会議(毎月1〜2回計20回計200名)
G泰澄塾例会(毎月20日 計150名)
(4)日頃の活動・運営について
メンバーの登録は35名で名簿のとおりであるが、毎月20日の例会には仕事等があって10名前後の参加である。しかし何かイベントや事業があると不思議とメンバーが寄って来る。毎月始めの事務局からの案内便が潤滑油となって、活動の継続に寄与している。また、最近は泰澄の研究に興味のある人が各地から入会して来ている。
(5)地域への貢献について
設立当初から天王川美化運動を主催し途中から上流町村との協議会へ移管したが、昨年で34回を迎え大きな町民運動として定着している。またこれに関連して、天王川の水質検査の定期実施、各集落に美化推進委員の設置を町長に要望し実現した。その他「天王川水遊び大会」を実施現在、町の方で継続している。さらに越知山の史跡とブナ等の自然を守ることを目的に「越知山泰澄ウオーク」を実施し昨年で20回となった。
(6)自慢ばなしについて
「越知山泰澄の道」の整備、「越知山泰澄ウオーク」の継続実施など「継続は力なり」で、越知山が福井県内では能郷白山とともに「日本百霊峰」に選ばれ、これからの史跡保存と自然保護に多少なりとも寄与したことを誇りに思う。
(7)これからの学習目標や課題について
当面はこの指とまれ活動の「泰澄の足跡編集会議」を継続して(今年3月末で1 5 9回開催)、今年の泰澄ウオーク・泰澄祭(H21、5/30〜31)までに、20周年記念誌として「越知山泰澄の道」案内書を発刊する。その後も足跡の取材(計420件以上)を進め適当な時期に3冊目を発刊し成果を発表していきたい。 以上
平成元年、「あさひ泰澄塾」が発足。以来20年間町づくりに関し、行政に提案や要望などもおこないなから、独自に「泰澄大師」を核とした町づくりにまい進してきた。毎月20日の例会は、今220回を超え、まさに「継続は力なり」との言葉に従った結果を生み出している。その足跡をふりかえると、絵本「泰澄さま」の発刊、まちづくりフォーラム、天王川の水質調査と水遊び、カヌー教室、ビオトープめだかの学校開設など輝かしい歴史を持っている。
もちろん越知山に関しては、「越知山の自然と歴史を守ろう」を合言葉に「泰澄の道」を整備しようと計画。天王の八坂神社から牛越坂経由松木峠、黄金堂、越知山そして花立峠まで、全17キロを会員のボランティアでハイキングコースとして整備。町にも働きかけ5年をかけて約70ヵ所に道標・石柱・案内板を設置、そして「越知山泰澄ウォーク」を毎年5月末日曜日に20回開催、越知山開山1300年祭等を開催してきた。さらに昨年から日本山岳会の協力も得て「泰澄祭」も併せて開催。全国から参加者が集まっていただけることとなった。
当誌を読まれてお解りのとおり、1300百年前にこの地から全国発信していた偉人、泰澄大師の威徳を頂き、私たちは活動を続けることかできた。
そして記念すべき20周年の節目に当たる平成21年、会の名称も新たに「越知山泰澄塾」と改めました。地元地区の温かいご支援、多くの方々のご協力、お力添えに対し感謝の念が溢れます。
平成21年3月
越知山泰澄塾塾長 山口賢治